やったこと

知人が自宅の不用品整理で自作PCケースとパーツ類を廃棄するらしいよ。
私は自作PC未経験だったので、試しに組んでみたく、譲り受けました。

ふつうならゲーミング用途とかに使うと思いますが、我が家には半年くらい前に購入したばかりのミドルハイスペックのミニPCがあります。どうしましょう。

自宅にちょっとしたサーバやNASがいくつかあるんですが、いくつか不満があるので、やむなく(?)それを解消するために使うことにしました。
別に現状クリティカルに困ってるわけでもないし、半ば手段が目的になってる感じがありますが、そういうテクノロジーあそびが好き。

課題と対応

現状の課題

ここは私の記録的なパートなので、読み飛ばしてください。

我が家で稼働しているサーバ類はいくつかありますが、それぞれ気になっていたことがあるので、それをどうにかしたいな〜と思います。

  • NAS <現行:Buffalo LinkStation 4TB>
    写真とかいろんなデータを保存しておくNAS。
    クラウドストレージだとカタログの管理とかがうまくないので、宅内NASを持っておきたくて置いてます。
    今回の一番の困りごと。

    ★現行機の処理がとにかく遅くて困ってました。1Gbpsイーサ接続なので、CPUの問題だと思う。
    ★容量が厳しくなってきた。
    ★結構長く使ってたので、そろそろ故障が怖い。S.M.A.R.Tは悪くないし、外部HDDにも定期バックアップ取ってたんだけど、いつのまにかダウンしちゃうと困る。
    ★動作音が地味にうるさい。HDDのシーク音とかじゃなくてたぶん常に回ってるファンの音だと思う。
  • アプリケーションサーバ <現行:Windowsノート(クラムシェル的な運用)>
    雑務をいろいろやってくれてるサーバ。メインの仕事はネットワーク管理とかNASの管理とか、あとは検証用途ですかね。

    ★ノートPCのクラムシェル運用ももちろんサーバ用じゃないので安定性に欠ける。餅は餅屋。あとはIntel第7世代なので、Win11非対応。
  • 録音サーバ <現行:Raspberry pi (Debianベース)>
    主にラジオの録音、外付けHDDへの保存、NASへのバックアップをしてくれる。

    ★旧型のRaspberry piだと外部機器の接続の安定性に欠けますね。外付けHDDとかSMBマウントの接続がよく切れます。
  • その他 <現行:Ubuntu Server>
    VPNとか管理する用だったはずだけど、サーバ運用がめんどくさくて使ってない。

改善方針

これらをなるべく新しい自作PCに集約しようと思います。ただ、単一のホスト(OS)で兼ねきれないため、仮想化基盤として構築します。

仮想化にはほとんど知見が無かったため、適当に調べたところ、Proxmox VEがナウいとのこと。
とりあえず触ってみたところ、今のところいい感じです。

システム構成

譲り受けたケース、パーツ類に追加購入してざっくり以下の構成にしました(2025年11月時点)。あんまりお金をかけたくなかったので、相応のものを。

  • マザーボード:Steel Legends B450M
    →PCケースと一緒に格安で譲り受けたもの。ほんとにありがたい。
  • CPU:Ryzen 5 3600
    →6コア12スレッド。仮想基盤を構築するにあたってCPUコア数を稼ぎたいので、型落ちで安いやつを選択。しましたが、2025年末時点でAM4CPUにも高騰の波が来ており、ケチらず5700Xにしておけばよかったです。
  • DRAM:DDR4-3200 16GBx2 + 8GBx2 = 48GB
    →元々あった8GBx2に加えて、こちらも仮想基盤用に32GB分を増強。したんですが、CPUと同様、DDR4も大変な高騰になってしまいました。今後追加が必要になったときが怖い。
  • システム/VM用ディスク:NVMe 512GB / SATA SSD 512GB
    →ほんとはM.2 NVMeで2枚にしたいんですが、マザーボードの仕様上こんな感じに。
  • NASデータ保存用ディスク:SATA 3.5inch HDD 8TB x 3
    →RAID5/RAIDZ構築を見越して3枚にしました。16GBを2枚買うより安く済みますが、その分ケース内で場所を取ります。後で困りそう。
  • その他①:やっすいグラボ(ジャンク)
    →サーバ用途なのでGPUは基本不要なんですが、最低限BIOSレベルの出力ができるように。
  • その他②:やっすいマルチギガ対応NIC
    →もちろんマザーボードにEthernetポート付いてるんですが、NAS用に専用のNICを用意したくて実装しました。効果測定はしてないので実際のところ要るかどうかは不明です。

この中だとNAS用のHDDが圧倒的に一番高かったです。大容量記録用メディアって数年前までどんどん安くなってるイメージありましたが、この数年だとあんまり安くなってないみたいですね。

Proxmox VEの構築

そんなわけで自作PCハードにProxmox VEを構築します。

OSのインストール

Proxmox VE 9.0をハードベアメタルにインストールしました。
色んなところに情報があるので特別ここに書くことは無いです。
逆にいうとそれだけ簡単ってことで助かりました。

VMの作成

こちらもいろんな情報を参照すれば簡単にできました。

既存サーバからの移行

データ転送はrsyncが楽ですね。

ハードウェアのパススルー

HDDとかPCIeデバイスとか物理ハードウェアがワンクリックでVMへパススルーできるのでとても助かります。
PCIe接続のNICとかはこれでVMにアタッチできましたし、今後細かいUSBフラッシュの接続とかもできそうです。

グラフィックボードのパススルー

グラボのパススルーは結構面倒でした。

まず、iGPUのパススルーはできないっぽい。設定してVMに渡せたっぽく見えても映像出力がされませんでした。

eGPUをパススルーするにも各種設定を要します。気が向いたら別記事にまとめます。

NAS用のディスク構成(ZFS RAIDZ)

なんか長くなっちゃったので別記事に切り出すことにします。

Proxmox Backup Serverの構成

これも別記事に。

Zabbix監視

おわり

なんか結局インデックスみたいな記事になっちゃいましたが、あくまで自分の備忘録なので。。。

今まで仮想化基盤ってあんまり触ったこと無かったんですが、めちゃくちゃ柔軟性が高くていいですね。いろんなことがしたくなります。