やったこと(やりたいこと)

 こんにちは。ドット絵初級者です。
 シリーズものとしてつくっていたドットアニメーション(合計9つ)があり、これらをまとめとして一画面に収めた形にしたかった。実際にできたものがこちら↓です。

 フリーソフトしか利用しなかったこともあり、ちょっと当初考えていたより面倒だった&考えていたことが実現できない部分もあったので、備忘を兼ねて記事にします。ちょっとわかりづらい点もあるかもしれないので、読んで頂く際にはかいつまんでいただけると。。。ゆるしてね。
 あるいは、もっとうまいやり方があればぜひ教えてください。しりたい。

実現方法の検討

案A)各GIFをごちゃってしたGIFをつくる→ボツ

 最初に考えたのは、単純に「GIF内の各フレームをごちゃってすればいいよね」でした。なに言ってるかっていうと、ドット絵のエディタ上で以下を実施するイメージ。

  1. 各GIFを結合したときのキャンバスをつくる
  2. アニメーションフレーム(セル)も準備する
  3. 各GIFからフレームをコピペして配置する
  4. 3を繰り返しがんばる

 これにあたっては、前提条件としてそれぞれのGIFでフレーム数およびフレームレートが揃っている必要があります。が、各々のアニメーションを作成しているときはそんなこと考えていませんでしたので、残念バラバラ。計12フレームで10fpsとか、計30フレームで15fpsとか。
 いずれもループアニメとして作成していたので、1ループあたりの再生時間の公倍数があればそれに合わせる形でループ回数を稼ぐ方法もあります。

例) 計1.50秒のアニメA + 計2.00秒のアニメB
  → 計6秒となるように、アニメAを4回ループ + アニメBを3回ループ でアニメーションセルを用意

 しかし、9つもアニメーションがある上にそれぞれ超適当にセル設定していたので、それも無理。

やべ、ループGIFにできなくない。。。?

案B)動画として合成しちゃう→採用

 今回やりたいことは、「シリーズとして作ったアニメーションを一画面に収める」だけでしたので、ぶっちゃけループGIFにこだわる必要はありません。じゃあある程度ループする感じのMP4にすればよくない?(もちろんループするのが一番かっこいいんだけど。。)

GIFアニメの動画合成してみた

 そんなこんなでMP4として合成することにしました。なお、編集のプラットフォームはWindows10 64bitを使用しており、すべてフリーソフトを利用しています。有料ソフトを使用すればもっと全然簡単に実現できるかもしれません。

つかったもの

 材料は以下です。ツールについては上記にも記載の通り、すべてWindowsフリーソフトです。
 きっとちゃんとうまくやればAviUtlだけで完結するんだろうけど知見不足。。。

GIFアニメ

 肝心のGIFアニメ9件。

AviUtl

 いろんな動画編集を豊富なプラグインにて実現できるWinフリーソフト、AviUtlさん。以下からダウンロードできます。

 公式ページ:AviUtlのお部屋

 基本的な使い方はほんとにいろんな方々がまとめてくださってるのでそちらを参照。今回は、複数の動画ファイルを一つのファイルにマッピングするために使いました。

Xmedia Recode

 動画ファイルを一括変換してくれるWinフリーソフト。今回は、AviファイルをMP4へ変換するために利用しました(詳細は後述)。

 ダウンロード:窓の社から

Giam

 GIFを作成・編集してくれるWinフリーソフト。今回は、AviUtlにGIFを読み込ませる過程でGIF→Aviとするために利用しました(詳細は後述)。

 ダウンロード:窓の社から

実現した手順

 試行錯誤した結果、上のツール類を利用して以下の手順で実現しました。繰り返しですが、ぜったいもっとうまくやれる。。。
 どうしてこの手順になったかの理由や検証内容はメモとして後述します。

  1. GifアニメをGiamにてAvi形式に変換する(無圧縮)
  2. Xmedia recordにて1.のAviファイルをMP4形式に変換する
  3. AviUtlにて最終的にアウトプットする解像度のキャンバスを用意する(私の場合、656×304に等倍したGifアニメを9個並べるため、1312×1520のキャンバスを作りました)
  4. 3.で用意したキャンバスに2.のAviファイルを読み込み、配置する&タイムラインにてループするようちょいちょい調整する
  5. 4.のファイルをAvi出力する
  6. 5.のファイルをXmedia recordで読み込み、MP4出力する
  7. 完成!!!!!!!!!!!!!!!

試行錯誤の履歴。。。

 理想の手順としては、上記の手順をすべてAviUtlで完結(GIFを読み込む→編集する→MP4で出力する)する形で考えていたのですが。。。これには多くの課題がありました。。。
 これはこれで大ボリュームになっちゃったので、別記事にまとめました。よければ併せて読んでね。