やってること

 ドット絵を描いてたのしく過ごしてる人間です。この記事を書く1ヶ月位前に、iPad mini 第6世代を購入しました。ちっちゃくてかわいいのにつよい。
 もともとそれを目的として購入したわけではなかったのですが、想像以上にiPad miniくんとCLIP STUDIO PAINTさんを使ってたのしく・気軽にドット絵をつくることができるようになったので、諸々まとめておきます。

 なお、以下の記事の後日談です。

iPad mini 6くんとイラスト制作

 iPad mini 第6世代くんは、2021年9月にAppleから発売されたタブレット端末です。10インチ以上の他のiPadと比較して8.2インチとコンパクトなサイズにも関わらず、2021年時点で最新のA15チップ搭載のとってもつよい子。

かわいいね

 iPad Pro/Airを利用し、液タブ代わりにイラストを描く、という方法は今や広く浸透した楽しみ方だと思います。それを実現するのは、iPad Pro/Airの以下の機能。

  1. ペイントソフト対応(CLIP STUDIOなど)
  2. Apple Pencil 2対応
  3. フルラミネーションディスプレイ搭載
  4. 11インチ/12.9インチの大型ディスプレイ

 このうち、iPad miniくんも今回の第6世代で1~3に対応するようになりました。つまり、ディスプレイサイズに目を瞑れば、小型軽量でどこでも(ソファでも、ベッドでも、お出かけ先でも)イラスト制作ができる、すてきガジェットなのです。

私の場合、mini=8.3インチで十分

 そうは言っても、イラスト制作ならそのディスプレイサイズが重要なんじゃん???というご意見が聞こえてきそうです。うん。

 イラスト制作に、より大きな画面が必要な理由はいくつか挙げられます。そのうち大きなものとして、より良い線を描くためにペンストロークを確保する必要がある、部分があるかと思います。
 私の場合、制作しているのはイラストではなく、ドット絵です。最大の違いとして、(私の制作の場合ですが、)下絵を除いて、ペンストロークは必要ありません。極端な話、マウスやタッチ操作でも描画できます。

 もちろん、ペンストローク以外の観点でディスプレイサイズが大きい方が望ましい点はいくつもあります。ツールアイコン等の操作性とか、引いた視点の出来栄え確認とか。そのため、ちゃんとしたクオリティが必要なときは仕上げの段階でPCに移して作業します。クラウドストレージばんざい。
 iPad miniを使用するのは、あくまで日常的にドット絵制作を気軽にするため、重い腰を軽くするためですね。

 なお、iPadでドット絵をつくるならもっと別のアプリケーションも選択肢としてありますが、冒頭に紹介した記事の理由から、私はより高機能なCLIP STUDIO PAINTを利用しています。

 もちろん、ドット絵の制作方法やその嗜好は千差万別かと思います。あくまで私の場合、であることを強調しておきます。。ご勘弁。。。

そんなこんなで1ヶ月快適

 そんなこんなで購入してから約1ヶ月、たのしくiPad miniくんでドット絵制作をしています。

制作のようす

 今まではうわ〜〜〜〜〜って感じで勢いつけて座って、ようやくPCを開いてアプリを起動してたんですけど、iPad miniくんのおかげで、今ではどこでもスッとクリスタが起動できます。なんならベッドで寝転びiPad miniくんでダラダラTwitterのTLとか漫画とか読んでるとき、その1秒後にペンを握ることも。
 iPad版クリスタの機能にはショートカットを設定できるエッジキーボードもあるため、左手の手のひらでiPadを支えて、指でショートカット操作すると、ほんとに寝転びながら作業できます。
 また、私の用途だとPC版と機能差分もありません。アニメーションもつくれるので、こだわらなければ0から完成まで制作できてえらい。

miniならドット絵以外にも色々フットワークが軽い

 そういう使い方ならわざわざminiじゃなくて大きいサイズ使えばいいじゃん。うん。そうなの。

 私がiPad miniを購入した動機は、冒頭でも触れたとおり、ドット絵制作がメインではありません。デジタルメモや読書、ゲームのデバッグ、Webブラウジングを目的としていました。で、いざ使ってみると上記の通り活用できたわけで、ただの棚ぼたです。やったね。

 当初の目的である用途でももちろん活躍してくれてます。端末サイズが小さいと(ドット絵制作用途のメリットとかぶりますが)、家の中、出先、いろいろなところで気軽に使用できます。
 12.9インチだと作業画面は大きいですが、めんどくさがりな私だと、まず手に取るところから億劫になってしまうんです。実際に、数年前まで9.7インチのiPad Air (初代・今よりベゼルが広いので端末サイズは9.7より更に大きい) を保有していましたが、あまりに手を取らないのでリンゴマークオブジェと化してました。

ライブの感想メモがきたなく簡単に取れてたすかる

 あとは、細かいところですが、iPad miniであれば6万円以下の価格から手に取ることができます。iPad Pro / Airを選ぼうとすると10万円の大台に乗ってしまうので、お財布にもやさしい。 富豪になったら両方ほしいよね。
 【2021/11/10追記・訂正】 iPad Airなら6万円台から購入できるようで、にわかだったね。。。。 

いろいろ書いたけど

 あくまで私の特殊な使い方の話なので、万人に反映できる内容ではないこと、ご考慮ください。ご自身の使い方、お財布、と相談してね。